先日(というか、もう3ヶ月以上も前の話なのだが)、引越しの際、ええっぃヤー!とばかりに結構たくさんの荷物を処分した。大きなものは車から、小さなものはコーヒーメーカーに至るまで。当然というか、その中には長年愛用の電子ピアノも入っていた。
故障などはなかったし、買った当時としては、安い割りにキータッチはまあまあで、DTM(SMF:Midiファイルを使用したコンピュータ・ミュージック)でも十分使用に耐えうるものだった。もったいない気もしたのだが、おそらくはもう6-7年くらい使っていて、しかも、いまやメーカーも吸収合併されてしまっていて存在してない会社なので、アフターサービスなどを考えたら、買い替えが正解だと思ったのさ。いい機会なので引越しをキッカケに処分した。そういうわけで、今は全くシンプルライフなのだ。というより、ここしばらくは家に帰っても、単に寝るだけの生活というべきか。しかし、まもなく、仕事のほうも落ち着いてくるし、帰って寝るだけの私生活から脱却すべく、新型電子ピアノをあさり始めたのだが、案の定、今はいろいろ種類があってカナーリ迷う。
今の電子ピアノは、生ピアノに限りなく近づいた感があります。
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まず、キータッチ、各社いろいろと工夫していて、
- PHA(ローランドのプログレッシブ・ハンマー・アクション)とか、
- GH(ヤマハのグレード・ハンマー)とか、
- AHA(カワイのアドバンスド・ハンマー・アクション)とか、
難しいことはよくわからんが、ばねを使わずグランドピアノの鍵盤機構をできるだけ忠実に再現し、かつ、コンパクト化するという技術。革新だねぇ。おまけに、より本物に近づくために、特有のクリック感(本物のグランドピアノはキーを押していくうちに途中で反発が強くなる点があること)の再現やアイボリーフィール(高級グランドピアノと同じ黒檀象牙に似せた新素材)の工夫、木製鍵盤の導入などなど。
つぎに、音へのこだわり。音源に本物の音をサンプリングするのはもちろんだが、3Dエフェクトやスピーカーの配置まで工夫してあって、まさに本物のグランドピアノと聞き間違うようなすばらしさ。
ヤマハとカワイは生ピアノも作っているメーカーなので、さぞや電子ピアノも、と思いきや。オレは意外とローランドの方が気に入ってしまった。ある程度の金額を積めば、どのメーカーのものもすばらしいのだけど、20万以下でという条件だと、今のところHP205が第1候補なのだ。
が、引越しが多いので、できるだけ軽く、かつ、生ピにできるだけ近く、かつ、DTM的遊び要素が多い、おまけに低額となると、なかなか悩む。ものを買うのにこんなに悩むのも久しぶりであるが、一方でなかなか楽しい時間でもある。
楽器店の店員も愛想がよく、イケメンさん(かつタイプ)なので口車に乗せられてついつい衝動買いに走ってしまいそうになるが、そこは理性の働く中年オヤジのなせるワザで、「買ってください攻撃」をひょうひょうとかわせてしまう自分が頼もしくもあり、悲しくもあり。




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